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『クマにあったらどうするか』(姉崎 等、片山龍峯、ちくま文庫)
¥924
アイヌ民族最後の狩人が教える「最高のクマの教科書」 クマと遭遇したとき、人間は生き延びるために何をすればいいのか。死んだふり、木に登る、リュックを置いて逃げるといった、巷に流れる俗説は有効なのか?「クマは師匠」と言うアイヌ民族最後の狩人が、アイヌの知恵と自身の経験から導き出した、超実践的クマ対処法を伝授。クマの本当の姿を知ることで、人間とクマの目指すべき共存の形が見えてくる。キウイラボの畠山泰英が構成を担当しました。 【サイズ】 タテ 約14.8cm×ヨコ10.5cm 【重量】 190g 【楽しみ方】 クマ対策本として、またアイヌ民族の貴重な智慧を伝える本としてお楽しみください。 【著者プロフィール】 姉崎 等(アネザキ ヒトシ) 1923(大正12)年北海道生まれ。12歳で狩猟を始める。22歳から単独でクマ撃ちを始め、1990年の春グマの狩猟禁止までに60頭を獲る。以後、ヒグマ防除隊や北海道大学のヒグマ調査に協力、2001年6月に銃を手放し、65年間の狩猟人生を終える。2013年10月、死去。 片山龍峯(カタヤマ タツミネ) 1942(昭和17)年東京生まれ。映像作家。番組制作会社のディレクターとして「NHKスペシャル」等のドキュメンタリー番組を制作する傍ら、片山言語文化研究所の代表を務め、アイヌ語に関する研究の成果が多数の著書に。2004年8月、死去。 【スタッフ】 著者:姉崎 等、片山龍峯 構成:畠山泰英 発行・発売: 筑摩書房
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『ダニが刺したら穴2つは本当か?』
¥1,980
答えは本書の中に! 人に危害を加えるダニはもちろん、チーズを作るダニ、森の中で分解者として暮らす人に無害なダニなど、世界に5万種いるダニの多様性をしることができる本。 細密画ほかビジュアル満載 巻頭●「細密画で見る美しい日本のダニ」 各章末●「走査型電子顕微鏡写真で見る知られざるダニの姿」 付録「ダニとその仲間たちの進化の足跡」 【サイズ】 タテ 約20cm×ヨコ約15cm 【重量】 250g 【楽しみ方】 ダニ対策本として、ダニの意外な一面を知る本としてお楽しみください。 【著者プロフィール】 島野智之(しまの さとし) 1968年生まれ。横浜国立大学大学院工学研究修了。博士(学術)。農林水産省東北農業研究所研究員、OECDリサーチフェロー(ニューヨーク州立大学)、2005年宮城教育大学准教授、フランス国立科学研究所フェロー(招聘2009年)を経て、2014年4月法政大学教授に着任。専門はダニ学、原生生物学。タイ、マレーシア、インドネシア、ブータンで研究中。2017年日本土壌動物学会賞受賞。著者に『ダニ・マニア』(八坂書房、2015年)、『ダニのはなし(共著、朝倉書店、2016年)、『たけしの面白科学者図鑑 ヘンな生物がいっぱい』(ビートたけし編・分担執筆、新潮社、2017年)、『土の中の美しい生き物たち』(共著、朝倉書店、2019年)など多数。 【制作スタッフ】 著者:島野智之(法政大学教授) イラスト:植木ななせ(旅するミシン店店長) デザイン:西田美千子 企画・編集:畠山泰英(キウイラボ代表) 発行・発売:株式会社風濤社